2025/07/24
売掛金管理の重要性とは?事業成功のカギを握る管理…
コラム
こんにちは!税理士法人 増田会計事務所です。
💭「売掛金の回収が遅れて、資金繰りに困っている…」
💭「取引先の倒産で、売掛金が未回収に…」
そんな不安をお持ちの経営者・経理担当者の方も多いのではないでしょうか?
売掛金管理は、企業の経営を左右するほど重要な業務です。適切に行わないと、黒字倒産やキャッシュフローの悪化など、深刻なリスクを招く可能性もあります。
この記事では、
売掛金管理の基本
管理を怠った場合のリスク
管理を徹底するメリット
具体的な売掛金管理の方法
経理代行による解決策
といった内容を、わかりやすく解説します。
🔍 売掛金の管理に不安を感じている中小企業の経営者や経理担当者の方は、ぜひ最後まで読んでみてください!
売掛金とは、商品やサービスを提供した後、まだ入金されていない「未回収の代金」のことを指します。企業間取引では、現金払いではなく「掛け取引」が多いため、売掛金は日常的に発生します。
しかし、売掛金は“資産”でありながら、入金されるまで企業はお金を使えません。資金繰りに直結する、極めて重要な勘定科目なのです。
たとえば、月商が1,000万円でも、売掛金が800万円残っていれば、実際の手元資金は200万円にすぎません。この状態が続けば、仕入・人件費・税金の支払いが困難になり、黒字でも倒産するリスクが高まります。
売掛金の管理が不十分だと、以下のような深刻なリスクが生じます。
売掛先が倒産した場合、売掛金は「貸倒損失」として処理されます。これは利益を直接圧迫し、資金繰りの悪化・信用力の低下を引き起こします。
📌 顧問先での実例:長年の取引先が突然倒産し、500万円が回収不能に。過去の信頼だけに依存していたことが原因でした。
入金が遅れたり未回収だったりすると、日常の支払いに影響が出ます。仕入・人件費・税金などの固定費を払えなくなる可能性も。中小企業にとっては致命的です。
売掛金管理が属人化していると、
請求書の発行ミス
入金確認の漏れ
意図的な不正操作
などが起こりやすくなります。内部統制の観点でも、整備は必須です。
逆に、売掛金の管理を適切に行えば、企業にとって大きなメリットがあります。
入金管理がしっかりしていれば、毎月の資金繰りが読みやすくなり、計画的な経営判断が可能になります。
売掛金が期日通りに回収されていると、金融機関からの評価もアップ。融資が受けやすくなります。
仕組み化された売掛金管理により、担当者の属人性が排除され、ミスや不正が起こりにくくなります。
請求・入金チェックのルールを統一することで、経理業務全体がスムーズになります。
実際にどのように売掛金を管理すればよいのか?以下の5つの対策をおすすめします。
商業登記簿や帝国データバンクで信用確認
年次の与信チェック体制を整える
「毎月末締・翌月10日発行」など、ルール化
電子請求書の導入で業務効率アップ
売掛金台帳と入金明細を毎日照合
未入金の際はすぐにフォロー(電話・メール)
月次または週次で売掛金残高一覧を確認
異常数値はすぐに調査・修正する体制づくりを
支払サイト、延滞金、回収期日など明記
書面化することで、法的根拠を確保
「忙しくて売掛金まで手が回らない…」
「専門知識がないから管理が難しい…」
そんな場合は、プロによる経理代行サービスの活用も有効です。
✅ 売掛金の回収漏れや貸倒リスクを軽減
✅ 社内の経理担当者の負担を軽減
✅ クラウド連携でリアルタイムに資金管理
✅ 専門家によるチェック体制でミス防止
売掛金管理は、企業の健全経営に欠かせない業務です。管理体制が甘ければ、資金繰りの悪化や信用の低下など、大きな損失を招く可能性があります。
逆に、売掛金管理を強化すれば、
キャッシュフローの安定
信用力の向上
経理業務の効率化
など、経営の好循環を生み出すことが可能です。
税理士法人 増田会計事務所では、経理代行サービスはもちろんのこと、給与計算、年末調整等の関連業務を含む給与計算業務に係るトータルサポートを承っております。
📌 貴社に訪問して経理業務を行うので、引き継ぎまで時間がなくても安心です。
📌 社会保険料、源泉徴収税の控除を含む給与計算から、給与明細の発行、給与振込まで各種代行業務や、クラウド給与・勤怠ソフト導入のご提案などもさせていただいております。
📩 気になる方は是非、お気軽にご連絡下さい!
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